冷凍みかんを例とした一食分の放射性物質摂取量比較

過去、藤沢市における給食放射能検査で有限値が出たものは、次の4種類です:神奈川産冷凍みかん(3 Bq/Kg)、茨城産れんこん(4 Bq/Kg)、茨城産さつまいも(10 Bq/Kg)、九州四国産乾しいたけ(6 Bq/Kg)。

 

例えば、先月の5月1日、2日明治小学校の給食を用いた「まるごと検査(※1)」では、平均1食あたり0.42 Bqの放射性セシウム134および137(以下、Cs-134,Cs-137)が検出されました。この検査の実施期間である5月1日には、Cs-137が3 Bq/kg検出されている冷凍みかんが提供されています。冷凍みかんCs-134は非検出(検出下限値3 Bq/Kg)ですが、Cs-137とCs-134は1:1で放出されたこと、Cs-134の物理学的半減期2年を考慮するとCs合計で約5 Bq/kgほどがこのみかんに含まれると推定されます。冷凍みかん1個は基準献立表によれば約70gなので、1個あたりの放射性セシウムは、5x0.07=0.35 Bqとなります。

 

仮に、この冷凍みかんが提供されなければ、5/1の1食分Cs 0.42Bqは、みかん1個分0.35 Bqをマイナスした0.07 Bqとなり、大幅に摂取量を減らすことができるのです。

 

さて、この「丸ごと検査」で出された平均1食あたり0.42 Bqですが、このレベルの食事が一般の家庭でも提供されていると仮定すると、一日のCs摂取量は ”0.42 Bq x 3食分=約1.2 Bq" となります。これは福島原発事故以前の1日摂取量(0.1 Bq以下)の10倍以上となり、1960年代における大気圏核実験時代くらいの摂取量に相当します(※2 Cs摂取量経年グラフはこちら)。

 

 

 

※1 給食1食x5日間分をミキサーにかけ、その週の放射能摂取量(内部被ばく)を測定、藤沢市ホームページで数値公開

※2 関東地方における日常食中のCs-137の経年変化(出典「日本の環境放射能と放射線」文部科学省委託事業)

 

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